【第69回 上毛夢倶楽部を開催致しました。】
雨天にもかかわらず、22名のお客様にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
今回は第一部前半をコンサルテイングセンター代表、岡本先生より《富動産への道 収益重視!》と題しまして、ご講演いただきました。
講演内容は、昨今の資産デフレ化で収益を上げられる不動産にするためには!?
各新聞社の記事より抜粋し、世界経済や国内の情勢等から家計資産まで、現在の状況を参考に家主様、地主様の資産を活用していく上で大事な事として「パートーナー選び」を確実にし、誰が主導権を持つのか?・・・優先順位を明らかにし利益重視で検討する大切さをお話いただきました。
また、注意点として、目先の対策は危険・長期の事業計画は金利に注意・ローンを組む際は「団体信用生命保険」加入などを例にあげ、有効活用の一環としてリフォーム工事をとりあげ、お持ちの土地の評価、建物を考え、適正事業資金から計画を立案することが望ましいと計画立案の重要性について分り易くお話いただきました。
参加者の方からは「もっと詳しく知りたい内容」「避けて通れない問題に具体的に提議していただき心構えができた」などの、ご感想を頂戴し、ありがとうございます
後半は弁護士の関先生より《更新料裁判の動向と対応》についてのご講演です。
更新料は返さなければならないのか?・・・。「消費者契約法」により問題となっている更新料返還問題!!内容をかみ砕いて分り易くご説明いただきました。
更新料裁判の動向として、二つの高裁判決を比較をし、この二つの判決は相反する判決が出ています。このことについて岡本先生、不動産アドバイザーの奥田先生にも講演に参加していただき、岡本先生からは、「関西では、更新料2~3ヶ月分が当たり前。その結果が時代に合わなくなってきているので、このような裁判が問題となっているのが現状」、また奥田先生からは「実務的な話しとして、群馬県では、この裁判について更新料についてのトラブルは殆ど発生していないのが現状です」との、ご意見をいただきました。
現状の対応について、関先生より「最高裁判所の判決がでるまでは今まで通りというのが最善策です」との事でした。
講演後の質疑応答では参加者の方から次々と質問の声が上がり、大変活気ある倶楽部となりました。